ETHが12日以降30％近くを上げて大底を打ったようなチャートの形をしています。
これはICOプロジェクト各チームがETHをほぼ売りつくしたとみて良いのか？
という質問を頂戴しています。

仮想通貨研究グループDiarの報告では9/10の時点で
依然としてICOプロジェクトは50％以上を残しているとしています。
https://diar.co/volume-2-issue-36/

このことを鑑みると、今の短期的な上げは逆に危険であると思います。
たしかに昨年末以来の価格まで相場が下落した状態では
ICOプロジェクトの各チームとも一旦は売りを止めたのかもしれません。
ですが、ここで短期的にでも相場が回復すれば
再度、売り浴びせてくることは容易に想像できます。
ETHにエントリーするのであれば値を上げるたびに
細かくストップ指値を入れて暴落に備える必要があるでしょう。

とはいえ、仮想通貨市場全体が底を打ったとは
多くの人が同様に感じているようです。
元ヘッジファンドマネージャーである億万長者の
マイケル・ノボクラーツも
ここから市場はブレイクアウトし、バブルに向けて加速する。
とツイートしています。
https://twitter.com/novogratz/status/1040288811643809798

そんな中、懸念されているのがクジラの動向です。
今、一番注目されているのがこのアドレスです。

3D2oetdNuZUqQHPJmcMDDHYoqkyNVsFk9r
https://www.blockchain.com/btc/address/3D2oetdNuZUqQHPJmcMDDHYoqkyNVsFk9r

計約17万BTC、1200億円相当が各所からこのアドレスに移動されています。

こういったクジラの動きさえ把握できていれば
市場は比較的楽観視できる状況にあるとは思いますが
それでも何が起きるかはわかりません。
近々での大きな材料は
週明けのインド最高裁、
9/20の先物決済期日、
そして月末のSECによるETFの承認判断。
といったところです。

以上、本日はファンダに絞ってお話ししました。

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