
今朝、BTCが150ドルほど上げていますが、
これは、まだまだ序章と私は思っています。
というのも、この後大きな動きがありそうだからです。
その最大の要因がこれ。
Bitfinex will be undergoing infrastructure maintenance tomorrow, October 4th, between 06.00 UTC and 18.00 UTC. The exact time will be disclosed 30 minutes prior to the start of the upgrade.
Please keep this in mind for all open positions you may have. https://t.co/yjevA3UQVr
— Bitfinex (@bitfinex) October 3, 2018
昨夜、Bitfinexが大規模メンテナンスを告知しました。
ただ、メンテの開始時間は現在未定で
日本時間で本日の1500~2700の間に始まるそうです。
そしてメンテ開始の30分前に、あらためて正確な開始時間を告知するとのこと。
直近でも9/5のOKEXメンテ、8/22のBitMEXメンテと、いずれも
大きな相場変動が起きていることは、あなたの記憶にも新しいことと思います。
メンテナンス中のためディール出来ないことを狙い、
仕掛けられたということですね。
Bitfinexはデポジットが1万ドルと
基本、小口は相手にしない営業姿勢です。
つまり、大口顧客しかいないということです。
そしてテザーがメイン顧客であることでも有名です。
そういう意味ではOKEXやBitMEX同様、狙われてしかるべき資質を有しています。
さて、そのテザーですが
https://www.omniexplorer.info/address/1NTMakcgVwQpMdGxRQnFKyb3G1FAJysSfz
月末にBitfinexへ移動した5千万USDTから
昨夜、急遽1千万USDTをオムニウォレットへ戻しています。
この資金移動が何を意味するか?ということですね。
依然としてBitfinexには4千万USDTが残されていますので
テザー砲が発動されないとは言い切れません。
ですが、今回はテザーは仕掛ける側ではなく、仕掛けられる側です。
この1千万USDTの移動は仕掛けられた際の対応のためと考えるのが妥当でしょう。
一種のクウォンツトレードです。
つまりテザーとしても、暴騰、暴落のどちらに動くか掴めていないということです。
それでも相場が動くことはかなりの確率で想定している。
だから部分的に資金移動したということですね。
そして今朝方の150ドル上げです。
これは明らかに日本マーケットがBitfinexのメンテナンス情報に反応した結果でしょう。
すなわち多くの人は上げると見込んでいるようです。
実際にどちらへ転ぶかはわかりません。
それでも本日15時以降、BTCの動きには注意が必要であることには変わりがありません。
4月のBitfinexメンテ時には1000ドル近く動いたそうです。
十分に注意しましょう。